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一言節約術
酢は消毒、消臭として使うことができる。容器に少し酢を入れ、部屋の四隅に置けば、消臭剤代わりとなる。また殺菌効果もあるため、酢をつけた雑巾などで丁寧に拭くことで簡単な消毒もできる。お酢を消毒、消臭剤代わりに使用することで、余計な買い物をせずに節約できる。
ニュース
防府市が観光交流・回遊拠点として整備を進めている「まちの駅」事業で、建物の実施設計が完成し、27日に発表された。
市観光振興課によると、防府天満宮の参道西側に、漆喰(しっくい)の壁に瓦葺(ぶ)き屋根の伝統的な町屋風建物を建設。延べ床面積約500平方メートルで、飲食や物販、展示などのエリアを設ける。
また、65インチ×4のマルチビジョンを設置し、大画面映像で観光情報を提供。このほか周辺散策用の自転車の貸し出しも行う。総事業費は約3億円。
「防府天満宮の参拝客が、毛利博物館や阿弥陀寺など他の観光地にも足を運ぶよう、情報発信機能を充実させたい」と同課。防府観光の拠点として、来年3月末~ゴールデンウイーク前の開業を目指す
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抗体とは、外敵成分である「抗原」に結合し、無力化するタンパクで、リンパ球で作られる。人体に数十万種あるといわれるタンパクは、抗原になりうるが、実際にはこれらに対する抗体は存在しない。自己タンパクに対する抗体を産生しないよう、リンパ球が人体発生途上で教育されるからである。しかし、ガン細胞に発現しているタンパクに結合する抗体があれば、副作用が少ないガン治療の方法が成立するのではないか。そこで遺伝子工学の手法を用いて、特定の自己タンパクに結合できる抗体を人工的に作成したのが、モノクローナル抗体(モノクローナルとは単一種とでもいう意味)である。現在、悪性リンパ腫や乳ガンに対するモノクローナル抗体が実用化されている。
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遺伝子やタンパクなどの分子と特異的に結合し、ガン細胞の機能を阻害して死滅に導く薬である。従来の抗ガン剤は、細胞内のDNAを攻撃するなどして細胞死をもたらすが、細胞であれば無差別に攻撃するので正常細胞もやられてしまう。そこで、なるべく正常細胞に存在しない分子を標的としようとするのである。乳ガンや悪性リンパ腫の細胞表面にあるタンパクに結合するモノクローナル抗体はその一例である。最も成功したのは合成薬グリベックで、慢性骨髄性白血病の原因遺伝子に結合し、白血病細胞を減らす効果があるが、治すまでの力があるかは不明である。分子標的治療薬は一般に、従来の抗ガン剤より副作用は少ないが、ないわけではなく、副作用で死ぬ場合もある。過度の期待は禁物である。
乳ガンは女性ホルモン、前立腺ガンは男性ホルモンの影響を受けて増殖するので、それらホルモンの影響を弱めれば、ガンが治るか延命するはずである。乳ガンでは、抗エストロゲン作用のあるタモキシフェンが用いられ、生存率が数%向上することが認められている。前立腺ガンでは、抗男性ホルモン剤を使用することで、転移による骨痛などの症状が改善するが、生存率の向上は認められていない。
骨髄移植のこと。白血病などで、骨髄細胞がゼロになるほどの大量の抗ガン剤を使用して、ガン細胞の撲滅をめざす場合、あとで造血能がある細胞を補充して造血能力を回復させる。大きく分けて3つの方法があり、1つは同種骨髄移植で、患者とHLA(組織適合抗原)のタイプが一致する他人から骨髄を採取して、化学療法後に骨髄を輸注する。HLAタイプが合う人を探すために、骨髄バンクが設立されている。2つめは自家骨髄移植で、化学療法前に患者自身の骨髄を採取、保存しておき、後で本人に輸注する。3つめは自家末梢血幹細胞移植で、骨髄幹細胞が抗ガン剤使用直後に末梢血中に多数出現するので、それを回収、保存しておき、さらに強力な抗ガン剤治療を行ったあとに輸注する。どの方法にも治療死の可能性がある。
手術をした後、念のためとして行われる抗ガン剤治療だが、治癒率や生存率の向上は認められていない(つまり無効・有害)。手術前に、ガンの縮小をめざして抗ガン剤が使われることがあり、ネオアジュバント化学療法とよばれる。手術はやりやすくなるが、生存率の向上はみられないようである。